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漫画「DEATH NOTE」

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お正月の休みを利用して、漫画「DEATH NOTE」を一通り読んでみました。最後まで読んでみて思うのが、違和感のないストーリー性と文字の多さ。完結の仕方も、まるで最初から考えられていたかのようで、本当にすばらしいですね。連載中にあきらめずに読んでおけばよかったと思いました。

あと、文字の多さはこんな感じの作品ではしょうがないんですが、後から一気に読もうと思った時にすごく時間がかかりました。1巻読むのに1時間弱。一般的な単行本なら20分程度なのと比較すると、倍くらい違います。もちろんその分だけ労力もかかるわけで、なかなか大変でした。

でも、大変だっただけの中身はあったので、頑張って読んだ甲斐があったと言うものです。今日の昼間に時間があれば、この作品の映画を観にいく予定です。けっこう期待してるんですが、どうなんでしょうか。

新書「若者はなぜ3年で辞めるのか?」

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光文社新書から出版されている文庫「若者はなぜ3年で辞めるのか?」。現在、新卒採用者の3割強が3年以内に辞めてしまうという現状を、年功序列制度、ひいては日本企業の体質などから考察しています。

私はこれを読んでみて、かなり共感を覚えました。今年の春に就活をする予定なのですが、今の日本企業の現状と学生のイメージとのギャップがなぜ生まれるかをかなり的確についていると思います。もしこのブログを読んでいるあなたがこれから就活を始めるというなら、ぜひ一度は読んでおいたほうがいい本でしょう。かなり衝撃的な内容です。

著者の城繁幸さんは、もともとは富士通で働いていらっしゃったということで、その業界のこともちょこちょこ出てきます。そういった面でも役に立つ良書です。



小説「私の頭の中の消しゴム」

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実家で手軽に読めそうだと思って手に取った小説です。主人公の薫が若年アルツハイマー病にかかり、大好きだった彼のことも段々と忘れていってしまうという、かなり悲しい話です。

この本では、薫の日記を追っていくことで彼女の生活を紹介していきます。前半は、彼女が徐々に幸せになっていく姿が書かれていて微笑ましいのですが、後半になればなるほどアルツハイマーの症状が出てきて生活が脅かされていく過程が描かれてます。彼女の彼氏がこの症状を見てどれだけ動揺するかとかを想像すると、かなり痛々しいです。

最後に薫の彼氏が病院を訪れるのですが、その時に渡される手紙の内容はかなり衝撃的です。あの場面は泣けますね。すごく切なくなってきますね。ストーリー自体は単純でも、純粋に感動できるお話です。短めのストーリーなので読みやすいしね。興味を持たれたのならぜひ読んでみてください。



小説「犬神家の一族」

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実家に帰る時に電車の中でひたすら読んでた小説「犬神家の一族」。幾度も映画化されているなど、横溝正史の代表作であり、非常に有名な作品のうちの1つです。どのような内容かは別のウェブサイトなどに任せるとして、ここでは感想と映画版との比較をしてみたいと思います。

で感想ですが、まず珠世の表現の仕方とかがすごく上手くて感心してました。ボートから救出された時の珠世と猿蔵の様子を想像してみると、この2人の関係がすごくイメージしやすくて、とても信頼してるんやなって思えました。いかに珠世が美人であるか、いかに猿蔵が力強い奴かってのが書かれてて、この2人はこの物語でどういう役割を果たしていくんだろうって興味を惹かれました。

八ツ墓村の作品でもそうだったのですが、横溝正史はよく「今から思えば、このとき無理にでも○○しておけばよかったのだ。」みたいな感じで、読者の注意がその出来事にいくように誘導しています。それが謎解きとか伏線の理解に一役買っていて、難解な謎でも「あー、そういえばそうだったな」と読者に思わせることに成功しています。こういう誘導ができるところが彼のすごいところですね。

映画版と比較してみると、映画版のほうが珠世により着目したストーリーになってますね。いかにストーリーをはっきりさせるかという点に苦心しているかが分かります。小説では、第4の殺人のときの暗示がちょっと陳腐?な感じがしますが、どうして逆さまになっていたかという理由はしっかりしています。でも、映画でそれをやるのは分かりにくいと言うことで無難な暗示になったんだと思います。

でも、逆に言えば映画版は、第4の殺人を無難にしてしまったがためにちょっとおかしな矛盾があったりします。要は凶器が違うから起こる矛盾なんですが、小説版では映画版のような血みどろなシーンはなかったというわけですね。あのシーンは強烈だっただけに小説版でもあるのかと思ってたのですが…。

そんなわけで、両者を比較してみると、両方ともちょこちょこ違和感を感じるところはあるのですが、個人的には小説版のほうが面白いように思えました。でも、映画もなかなかしっかり作られているので、まったく見劣りはしないですけどね。

書籍「ダメポン!」

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「ダメポン」と聞いてすぐに分かる人は少ないかもしれません。でも、なんとなくイメージはつきますよね?いかにもダメそうな人に付けられそうな称号(あだ名?)みたいな感じです。

もともとこの単語の語源は、「ダメなことをポンポンする人」から来ています。だから略して「ダメポン」。別になにかの新しいキャラクター名というわけではないです。でも、この名前ってどこか可愛らしさもあって憎めない雰囲気を醸し出していますよね。

さて、「ダメポン!」という本では、社会人になってやってはいけない言動や、してはいけない考え方などがユーモアを交えて表現されています。いわゆる自己啓発本なんですが、これがなかなか面白い。勘違い解釈した格言を載せてダメポンを説明したりとか、ダメな人に対して普通の人はどんなふうに思うのかとか、かなりツッコミを入れてます。社会人向けに書かれていますが、別に社会人でなくとも、なにかのコミュニティに属していれば、「あ?、こんな人いるな」って共感させられること間違いなしです。

買うのが嫌でも、立ち読みなりしてみた方がタメになると思われます。自分は絶対ダメポンじゃない!と思っても、ぜひ1年を振り返るつもりで自己反省のネタにしてみてください。

[web] ダメポン! - 有限会社無敵ブランド



小説「八ツ墓村」

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金田一耕助が作中に出てくる有名な作品の1つとして、横溝正史の「八ツ墓村」があります。これを読むきっかけとなったのが、文学部で勉強してるバイト仲間が「これはどろどろしてて怖いですよ?」と、飲み会のときに話してたから。私自身は、この金田一耕助が出てくる作品をちょっと聞いたくらいしか知らなかったし、ましてや作者がどんな人なのかは全く知りませんでした。でも、知名度は抜群なわけで、読んでみると面白そうかな?と思ってこの本を手にとってみた次第です。

で、読んでみるとホントに不気味な雰囲気で、実際にこんなことがあったらやばいだろうなと思わずにはいられませんでした。主人公の周りの人間が毒を盛られて亡くなっていくわけですが、そんなシーンが目の前で展開されてたらきっと自分ならどこかへ逃げてしまいたくなると思います。(そして、そういう行動をとった登場人物は殺人者によってことごとくやられてしまうわけですが。)

本当の最後あたりは、ちょっとありきたりかな?とも思われましたが、全体的には読みやすくて分かりやすい作品だったんじゃないかな、と思います。この作品はシリーズになっているので、機会があれば別のも読んでみたいと思っています。

小説「ダ・ヴィンチ・コード(下)」

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ダ・ヴィンチが遺した暗号を解き明かす小説「ダ・ヴィンチ・コード」。1ヶ月前に中巻についてレビューを書きましたが、今回はやっと最終巻の下巻を読み終わりました。読むぞ!と集中して読めば、けっこう読みやすかったかな。
ダ・ヴィンチ・コード(中)

タイトルではダ・ヴィンチと銘打っていますが、下巻では必ずしもこれは当てはまりません。確かに謎解きは存在しますが、この巻では別の暗号について書かれています。上巻、中巻と比べてかなりフィクション色が強くなったように感じられました。でも、出てくる建物などは実在するので、観たことがある人はリアリティがあるかも。

そんなわけで、単純に推理小説のようにパラパラと読んでいけます。正直に言って、自分の知識では謎が解けるわけがないので、ストーリーの流れに着目して読んでました。最後に出てくる「導師」の正体は、かなり驚愕です。そんなまさか!と思わずにはいられないはず。あと、聖杯についてもかなり面白い結末でした。これはぜひ実際に聖杯を見てみたいですね。てか、いまさらながら実物は存在する、んですよね・・・?

上巻、中巻を読んだのなら、最後まで読まないともったいないですよね。大学でも多くの人が読んでいるというアンケート結果があるので、時間があるならぜひトライ!

書籍「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」

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時間をつぶすために本屋の店先で全部立ち読みをした本です(>_<)。以前、なぜさおだけやはつぶれないか?といった本が発売されていたと思うのですが、立場上はほとんど同じかと思われます。

内容は、会社で一般的に用いられる会計をかみくだいて説明したもの。理論的な側面を強く出した本は非常にたくさんある中で、こういった入門書(?)はまだまだ数少ないように思います。ただ単に、会計の説明をしているだけではなく、ある仮想的な会社が業績改善していくストーリーなんかも書かれていて、読み物としても楽しめます。ちなみに、僕は会計の理論の部分よりも、こっちのストーリーの方をずっと読んでました。

他にも、粉飾決済の手口なんかも書かれていて、どこに注意すれば見破れるのか、といったことも書かれています。専門にされている方なら当たり前のことなのかもしれませんが、こういった内容が分かりやすく書かれている本は、あまりないのではないでしょうか。

そんなわけで、餃子屋と高級フレンチのどっちが儲かるかに興味がある方はもちろん、会計の使われ方などに関心がある方にもお勧めです。

小説「ダ・ヴィンチ・コード(中)」

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  • 越前敏弥

ダ・ヴィンチが遺した暗号を解き明かす小説「ダ・ヴィンチ・コード」。以前に上巻についてレビューを書きましたが、今回は中巻に関するレビューです。正直に言って、このあたりがかなりの山場です。
ダ・ヴィンチ・コード(上)

この巻では、ダ・ヴィンチの作品と聖杯に関することが書かれています。上巻に引き続き、謎を解き明かす2人はいろんなところに逃亡していくわけなんですが、その行く末がどうなるかとか、聖杯の謎とダ・ヴィンチノ作品がどのように関連しているのかを徐々に解き明かす過程がすごくスリリングで、全く飽きさせません。謎が徐々に解き明かされていくにつれて、もしこれが現実に起きたらかなり騒ぎになるだろうなと思います。でも、キリスト教の根底をくつがえすかどうかと言えば・・・、ちょっと足りないような。

僕が読んでる本は翻訳されたものなので、やや違和感を感じる瞬間があります。誤解のないように言っておくと、決して翻訳が悪いと言うわけではなく、英語で書かれているからこそ分かりやすい表現もある、ということです。だからといって、原版のほうが楽しめるかどうかと言えば、英語力次第なのでしょうが^^;

新書「美しい国へ」

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小泉首相の後継候補として注目を浴びている安倍晋三氏の著作「美しい国へ」。これを読めば、彼の提案している政策について理解が深まるかも、と思って読んでみました。

ですが、正直言ってこの本はあまりお勧めではありません。なんとなく言いたいことは分かるのですが、全体として述べたいこと、つまり本の主旨が分かりにくい印象を受けました。細かくトピックとして挙げられていますが、毎回「主張」→「それを裏付ける例」→「結論」みたいになっていて、単調で説得力に欠けているように思います。せっかく章立ててあるのに、もったいないです。もっと強調すべき点を詳細に記してあったほうが、分かりやすいと思います。

また、とりあげる例もいろんなところから引っ張ってきているので、都合がよいものばかり選んだように感じられて、やや嘘くさい感が否めません。せっかく1章では昔から順番に並べているんだし、一貫性のある例を用いたほうがよかったのではないでしょうか。

もし今からこの本を読むという方がいるなら、あまり期待はしないほうがいいかも。あと、読む時は裏づけとなっている根拠が必ずしも正しいわけではなく、ひとつの解釈として受け止めるようにした方がいいと思います。

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