光文社新書から出版されている文庫「若者はなぜ3年で辞めるのか?」。現在、新卒採用者の3割強が3年以内に辞めてしまうという現状を、年功序列制度、ひいては日本企業の体質などから考察しています。
私はこれを読んでみて、かなり共感を覚えました。今年の春に就活をする予定なのですが、今の日本企業の現状と学生のイメージとのギャップがなぜ生まれるかをかなり的確についていると思います。もしこのブログを読んでいるあなたがこれから就活を始めるというなら、ぜひ一度は読んでおいたほうがいい本でしょう。かなり衝撃的な内容です。
著者の城繁幸さんは、もともとは富士通で働いていらっしゃったということで、その業界のこともちょこちょこ出てきます。そういった面でも役に立つ良書です。
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