ダ・ヴィンチが遺した暗号を解き明かす小説「ダ・ヴィンチ・コード」。以前に上巻についてレビューを書きましたが、今回は中巻に関するレビューです。正直に言って、このあたりがかなりの山場です。
ダ・ヴィンチ・コード(上)
この巻では、ダ・ヴィンチの作品と聖杯に関することが書かれています。上巻に引き続き、謎を解き明かす2人はいろんなところに逃亡していくわけなんですが、その行く末がどうなるかとか、聖杯の謎とダ・ヴィンチノ作品がどのように関連しているのかを徐々に解き明かす過程がすごくスリリングで、全く飽きさせません。謎が徐々に解き明かされていくにつれて、もしこれが現実に起きたらかなり騒ぎになるだろうなと思います。でも、キリスト教の根底をくつがえすかどうかと言えば・・・、ちょっと足りないような。
僕が読んでる本は翻訳されたものなので、やや違和感を感じる瞬間があります。誤解のないように言っておくと、決して翻訳が悪いと言うわけではなく、英語で書かれているからこそ分かりやすい表現もある、ということです。だからといって、原版のほうが楽しめるかどうかと言えば、英語力次第なのでしょうが^^;
コメントする