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実家に帰ってるときに読んでた本です。タイトルのとおり、犬のしぐさを通してなにを考えてるのかを教えてくれる本です。Q&A形式で書かれていますが、ずっと流し読みをしても十分に面白い本です。
特に、途中に書かれているコラムは、犬にまつわるいいお話が書かれていて、もっと犬好きになれます。犬が苦手な人も、これを読めばきっと苦手意識はなくなるはず!
たとえば突然自分のしっぽを見て追っかけまわす。こんな状態のとき、犬は何を考えていると思いますか?知っている人もいるかと思いますが、これはかなり暇を持て余してるときによく見られて、つい自分のしっぽでも追いかけてみようって考えてるらしいです。なんだかかわいらしいと思いませんか?
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実家への移動中に読んでた「半落ち」という本がいい感じだったので紹介しておきます。この半落ちという話は2年前に映画化されている作品です。結構話題になっていたので、観たことがある方も多いと思います。
半落ちとは、容疑者が容疑を一部自供してははいるものの、すべては自供していない状態のことを指します。この物語は、アルツハイマー病の妻を殺した警察官が、犯行から自首するまでの空白の2日間を、頑なに語ろうとしないことから始まります。最愛の妻を自らの手で殺し、警察官としての鑑であった彼が、どうして自殺をせず生きることを選択したのか。また、どうして彼はあと1年だけ生きると心に決めているのか。彼に関わる6人の人間模様も相俟って、予想外の2日間が隠されています。
で感想ですが、さすが映画になっているだけにすごくレベルが高い作品だと思います。容疑者に関わる6人の視点がさまざまで、物語の流れもすごくいいので、読んでいて飽きさせません。最後に解き明かされる2日間がやや突拍子な気もしますが、かなり感動的で人間味を感じさせる作品です。やや長いお話なので、時間がたくさん取れる方におすすめです。
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ちょっと前までですが、「博士の愛した数式」という文庫本を読んでました。すでに映画化され、知っている方も多いかと思いますが、本で読んでみると違った見方ができます。
この物語で語られている博士は、記憶が80分しか持ちません。彼の記憶は、事故のあった年から止まったままで、出会う人のほとんどは初対面のように感じられます。そんな彼が記憶を少しでもつなぎ止めようと、背広のさまざまな場所にメモを貼り付け、忘れないようにしようとします。
そんな彼が心から愛した数式。それは、無秩序な世界のなかで決して変わることのない美しさを保ち続けているもの。世界が生まれる前から存在し、発見されることを今か今かと待ち続けているもの。彼は数式を通して、自分自身の感情を伝えようとします。彼を世話する家政婦とその息子は、彼の独特の表現方法に戸惑いながらも、次第に引き込まれていきます。
彼らが生み出す、悲しくも暖かい日常を記した物語。数学な苦手な人でも読みやすい作品です。
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文庫本となって出版されている「1リットルの涙 -難病と戦い続ける少女 亜也の日記-」。すでにドラマ化され、映画にもなっているこの物語は、脊髄小脳変性症という病気に侵された亜也ちゃんが記した、6年間にわたる闘病との記録です。
彼女が病気に侵されていると分かったのは15才のとき。歩くとふらふらし、徐々にやせてくるという兆候から、余命10年の病気と診断されます。この病気は、日常生活に必要な動作が徐々にできなくなり、最終的には動くことさえままならなくなるというもの。そんななか彼女は、周りの人達に支えられながら必死に生きようとします。
厳しい世間や、彼女自身の過去に縛られながらも、難病との戦いは続きます。養護学校への転入、車イス生活の始まり、そして入院。「神様、病気はどうして私を選んだの?」 この言葉の答えは彼女の中で見つかっていたのでしょうか。
で、読んでみた感想ですが、母親にも大切にされながら自分自身を励ましている場面が多くて、すごく心を動かされます。 「愛知県に生まれた亜也は、その県名からして、愛と知に包まれているんだから・・・」というくだりの前後とかは、本当にやばいです。泣けます。
さらに、日記の後に書かれている、担当医師のメッセージを読むとまた泣けてきます。涙腺ゆるみっぱなしです。女の子なのに傷だらけになりながら強くなろうと頑張る姿は、痛々しいけれどもまた健気で、周りを勇気付けます。そこまで頑張らないといけなかったことなんて、自分の生活の中であっただろうか?そう考えると、とても及ばないです。
ぜひ、1リットルの涙があっても足りなかった彼女の物語を、みんなに知ってほしい!
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この漫画がめっちゃ好きです。なんというか、ほのぼの加減にものすごく癒されます。
書いてる人は、天野こずえさんって方です。いろいろ作品を出してるっぽいのですが、この作品と、もう1作しか実は知りません・・・。でも、友達のMくんは全部持ってるらしいです。いつもMくんから漫画やらゲームソフトやら借りまくってる(かつ返してない)ので、この作品はまだ全部は借りてません。よし、春休み中になんとか償還していきたいところ。
もし、この作品を知らなくて、癒されたいな?って方は買いかと思われます。もし知ってるって方がいたら、その話で盛り上がりませんか?
[web] AMANO CONPANY
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前日の続きなんですが、本買って読んでみました。さすがにお店の一番前には置いてなかったですが、有名な書籍なだけにかなり目立つところに。おかげでそんなに探すこともなく購入できました。
ページ数はそんなに多くなくて200ページ強くらいです。一気に2時間くらいで読むと、なかなか考えさせられる話だなぁと思いました。ドラマのほうでも、おじいさんの役割はでかかったわけですが、本のほうでも最後のほうは素晴らしい役割を担ってます。主人公ではないけど、こういったキーパーソンは大好きです。表には出ないけど、主人公を諭す役というのか、むしろ読者に対して語りかけてる役は、読んでいてものすごくためになります。
さてさて、あとはこのシリーズは映画を残すのみとなりました。vol.3を乞う期待!(してくれる人はいるのか!?)
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とりあえず良書というか、お気に入りの本です。
まず「中学生から、あなたへの言葉。」という本です。立ち読みでちょこっと読んでみたのですが、なかなか素朴な感じでよいです。僕が中学生の時はこんなに上手くは書けなかったけど、昔感じた率直な想いがこの本には込められている気がします。わりとこういう本は好きですね、私は。
もう1冊は、「星に願いを。」という本です。映画が文庫本になったらしく買って読んでました。正直、これはかなりいい話です。ちょっと笑えるシーンもあるんですが、最後ではホントに泣けてきます。合宿の帰りのバスでかなり夢中になってしまい、涙を抑えるのが大変でした。
というわけで、秋もそろそろ本番。本を読みましょう。