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今日はPAAとSAXについて調べていました。インターネット上で探しても、英語の説明しか出てこないんで結構困ります。
なので、助手のO先生に講義をしていただいて概要をつかんでみました。PAA(Piecewise Aggregate Approximation)は、ある時系列データを特定の長さに分割して、その分割した区間で1つの値を出していくというアルゴリズム。たとえば、長さが100の時系列を10個に区切るとすると、最終的には10個のPAA変換されたデータ列ができます。こういう意味で、次元の削減(Dimension Reduction)ができるってわけですね。なるほど〜。
時系列データで「次元」というと、データの数のことを指すっぽいです。今までは、ベクトルみたいに、それぞれ独立したデータ列のようなイメージだったので、今日は1つ勉強になりました。
で、SAX(Symbolic Aggregate Approximation)は、PAAで変換した値を記号に変換していく部分が付け加わります。変換する基準は、正規分布(ガウス分布)に従うとして、記号数で確率分布を分割。そこにPAA変換した値と比較して記号を割り当てます。
SAXを使えば、PAAの利点とともに、距離計算の時に利点があります。同様にSAX変換したデータと距離を計算すると、実際のデータよりも必ず小さい値が出ることが証明されています。なので、距離が離れたデータは計算から除外したい場合に、SAX表現されたデータで求めた距離でその閾値を超えているなら、明らかに計算から除外できます。ここは、なかなか使いやすそうです。
実際にSAXを使うときは、単純にPAAしてから記号を割り当てるだけでなく、データをスライディングさせながら記号を割り当てるので、次元数自体はあまり減ることないそうです。
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今日、観てきた映画「SHINOBI」。仲間由紀恵とオダギリジョーがでてるという、なかなかすごいキャスティングでどんなんだろう?と思って観てきました。
簡単な概要をここで。長きにわたって争うことを禁じられてきた忍びの二大勢力、伊賀と甲賀。それぞれの跡取りである玄之助(オダギリジョー)と朧(仲間由紀恵)が運命的な出会いにより恋に落ちる。しかし、長年にわたる宿命が彼らを引き裂く・・・。双方の精鋭が戦う中、再会を果たす彼らに未来はあるのか?
で感想ですが、この映画は人が死ぬシーンが多すぎます。しかもけっこう血が噴き出したり、首を切られたりと、なかなか普通でない死に方がほとんど・・・。血に弱い人には絶対にお勧めできません。格闘シーンはなかなかかっこいいんですけどね?。5人の精鋭達が戦っていくのですが、どっちがどっちか分からないと、少し混乱もします。なので、多少予習していった方がいいかも。
あと、朧の使う術がかなりやばい。魅入られると体の中のいろんな場所がやられます。映画中では体内のシーンになってますが、あれが外から再現されてたらそりゃもう、ものすごいことになってたはず。あれは邪眼というか魔眼ですな。
ストーリー自体はなかなか秀作。映画化されてる分だけ説明がないのは痛いですが、全然許容範囲。音楽も映像にマッチしてて、すごくよかったです。映画全体を評価するなら、きっとすごく高得点を取れそう。でも、やっぱ血が多すぎだよな?。精鋭達の死に際は後になればなるほど良いですが、前半はやや扱いが悪い気も。でも、テーマを重視するなら仕方ないか。
とりあえず、弦之助と朧の対決も宿命って感じを出せててよかったのでは。役者のクオリティも高かったし。血に免疫があるならお勧めできる作品です。