約1年前に公開されて、なにかと物議を醸し出した映画「ゲド戦記」のDVDを借りてみました。TSUTAYAに行ってもなかなか置いてなかったんですが、昨日行ったら少しだけ置いてあったんで、衝動的にレジカウンタに持って行ってました(⊃д⊂)
去年はあれだけ話題になってたので、きっと説明の必要もないと思います。宮崎駿の息子、宮崎吾朗が監督を務めたということで、彼の父親がかなりの批判をしていました。彼自身が製作するチャンスがあっただけに、もっと別の作品にしたかったという想いもあるのでしょう。そのあたりのゴタゴタは、Wikipediaの方にも載っているので参照してみると面白いかもしれません。
[wiki] ゲド戦記 - Wikipedia
さて、感想なんですが、思ったよりきれいにまとまっていたかなって思いました。去年、この映画を観に行ってた先輩も同じことを言っていたので、大半の人はそう感じるものかもしれません。確かに、前半のセリフのテンポがすごく単調だったり、アレンとテルーが急に仲良くなったりと、アニメじゃない映画だったら絶対ツッコミが入りそうな場面はあったんですが、それ以外はそれほどおかしいところもなく、普通に楽しめました。
まあでも、普通のアニメっぽい印象がぬぐえず、ジブリに含めるのはどうなのかな?。この映画のテーマと言われれば、間違いなく「命の大切さ」となるところなんですが、こんなストレートな感じでいいんだろうか。もうちょっといろんな主張があってもいいんじゃないかな?。
「命を大切にしないやつなんか大嫌いだ!」ってテルーが叫ぶシーンも、そんな場所で!?って思ったりしました。もっと山場みたいなところで言うのかと思ってたのにな。
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