今月初めに映画として公開された「そのときは彼によろしく」の原作を小説で読んでみました。本当はもう少し早いうちに読み終えておきたかったのですが、電車に乗る時間が少なかったので今まで時間がかかってました。かなり丁寧に書かれた作品だと思います。
映画の原作ということで、ほとんど映画のストーリーと変わらないんですが、美咲がアロマ関係のお店で働いていたり、ケーキバイキングでライナスという外国人が出てきたりと、登場人物がもうちょっとたくさん出てきます。トラッシュの鳴き声が「ヒューイック?」っていう点も違ったと思います。
で、映画版と比較してみると、やっぱり小説のほうがより深く書かれていて好きですね。確かに映画版のストーリーもすごく素敵なんですが、小説のほうが後半の展開がドラマティックで鮮やかな印象が強いです。そんなわけで、映画だけ観てみたという方は小説の方も読まれてみてはどうでしょうか。
コメントする