この映画は、クリント・イーストウッド監督が太平洋戦争中の硫黄島での戦いを、日本の視点から捉えた作品です。アメリカ側から捉えた作品もあって、「父親たちの星条旗」という作品なんですが、またこれも観れたらいいなと思っています。かなりマジメなストーリーです。
[web] 父親たちの星条旗 | 硫黄島からの手紙
硫黄島の戦いは、太平洋戦争の末期(1945年2月?3月)に日本とアメリカとの間で繰り広げられた戦いです。太平洋戦争中で、唯一アメリカ軍の損害が日本軍の損害を上回った戦いということで、注目すべき戦いの1つのようです。
さて、それを踏まえて感想ですが、戦争ものということで血が飛ぶシーンが多くてちょっと…。日本軍の部隊が手榴弾を持って自決をするシーンがあるんですが、あれはかなりヤバイです。正直、中間部は血に弱い人にとっては生理的に受け付けないかもしれません。(かくいう自分も、あまり血が飛び散るのは得意じゃないんですが。)それが大丈夫ならストーリーは真面目なんで、すごく考えさせる映画という感じじゃないでしょうか。少なくとも、笑える場所はないとおもいます。
わりと戦争映画で出てくるような英雄的な存在はいません。この戦いがどんなものだったかを再現した映画という感じでしょう。血が飛び散るシーンに抵抗力があって、この戦いに興味がある方ならお勧めできると思います。
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