小説「予知夢」

東野圭吾が著した探偵ガリレオの続編、予知夢を読んでみました。
探偵ガリレオでは、捜査一課の草薙俊平が担当する事件の不可思議な科学現象を、助教授の湯川学が解き明かしていくという展開だったのですが、今回の予知夢では、よりオカルト色の強い事件が対象となっています。

この小説は短編集になっているのですが、どの作品もオカルト現象が事件を劇的に解決するための糸口になっていたりします。夢や幽霊、火の玉などなど...。普通なら簡単に見逃してしまいそうな現象を草薙は疑問に思い、湯川が解決に導きます。どれも予想外な結末が待っています!

で、その謎とは関係ないのですが、個人的に綱引きをした時に腰を上げた方が力強く引けるっていうのに「???」となっていました。説明では、腰を上げることで相手をやや引っ張り上げるような形になり、それが垂直抗力の増加をもたらすことによって静止摩擦力が増える→滑りにくくなる、となっています。が、そんな劇的に静止摩擦力が増えたりするものなんでしょうか。逆に上がりすぎると、相手の引っ張る力をそのまま受けてしまう(車のギアでいうなら4速とかの高い方になるイメージ)ので不利だと思うのですが...。

とても薄いので、簡単に読めると思われます。短編が好きなら予知夢から、長編が好きなら容疑者Xの献身から読んでいってもいいと思います。

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