友人に誘われて、映画「ピアノの森」を観に行ってきました。この作品のすごいところは、ウラディーミル・アシュケナージがミュージックアドバイザーになっていること!さらに、作中では彼の演奏するピアノが聴けるとなっては観に行かないわけにはいかないでしょうゝ(^O^)丿
[wiki] ピアノの森 - Wikipedia
どんなストーリーかというと、広い森の中に放置されているピアノを唯一演奏することができる一之瀬海(声:上戸彩)が、東京から転校してきたピアノ少年の雨宮修平(声:神木隆之介)たちと出会うことで、自分の演奏を発見していくというものです。
一之瀬海は、もともとは楽譜も読めないほどだったのですが、元天才ピアニストで小学校の先生をしている阿字野 壮介(あじのそうすけ、声:宮迫博之)に助言をもらうことで、さらにテクニックをつけていくことになります。そして、最後にはコンクールに出場することになるのですが…!?
わりと真面目なストーリーなんですが、ちょこちょこと笑えるところもあって面白かったです。特にコンクール前のあたりや、コンクール中のやりとりはきっと笑えます。さすがにアニメーションなだけあって、かわいらしいというか、ファンタジーな雰囲気を醸し出しています。
でも、個人的に注目なのはやはりピアノ演奏!コンクールで出てくるピアノ演奏はめちゃめちゃうまいです。これは映画館で聞くからかもしれませんが、臨場感ありまくりです。演奏が終わった後につい映像に合わせて拍手したくなりますw コンクールのシーンでは、一之瀬海以外に2人演奏するんですが、この2人も素晴らしいですね。後でパンフレットを確認したら、中3生と高1生が演奏してるんだとか。ちょっとありえないですね?≧∇≦
オーケストラの方もチェコフィルが演奏してるんで、ついついストーリーそっちのけで演奏に集中w ホントすごいですよね。のだめカンタービレでもチェコフィルは出てたりするし、こういうのは積極的に出演する方針なんですかね?ともあれ、こんなにリアルに聴けるのはかなり感激です。
ちょっと対象年齢は低めな気もするんですが、ぜひクラシックやピアノに興味がある方なら見てみて損はない映画だと思いました。特にコンクールで順番待ちをするシーンなどは、コンサートの開始前の緊張感と似ていたりするし、また「自分の音楽を発見する」っていうところも共感できると思います。
あと、ひたすら「ウェンディ」と言いまくっている丸山誉子(まるやまたかこ、声:福田麻由子)も面白いので注目ですw
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