書籍「プロフェッショナル 仕事の流儀(5)」

研究室に就活関係の本がおいてあったので読んでみました。実はこの本は、僕が少し前に読んだ「目からウロコの脳科学」の著者でもある茂木健一郎氏が出てきてました。なかなかタイムリーなタイミングで彼のことを知ったものです。

[blog] 茂木健一郎 クオリア日記

内容は、普通のサラリーマンとはちょっと違う職業の方の、仕事に対する取り組み方をインタビュー形式で紹介していくというもの。テレビの内容をそのまま本に落としたという感じで、一般的な書籍と比べると少し変わった書き方をされていると言えます。だからといって読みにくいというわけではなく、よくまとまっていて分かりやすい内容でした。

この本では、ベンチャー企業の社長さん、テストドライバーさん、ライティングデザイナー(lighting designer)さんの3人のことが紹介されています。体験談などは、普通の生活ではまず起こらないことが書かれていたりするので、なかなか楽しく読めます。ライディングデザイナーさんの例では、平等院鳳凰堂をライトアップしたときのことが書かれていました。ライトアップされた瞬間は、彼自身も予想できないほどにきれいだったらしく、とても感動したとのこと。確かにあの建物が幻想的に浮かび上がった状況を想像してみると、昼間の姿とはまた違った一面を見せてくれそうですね。そんな仕事をしていて感動したことなどが他にもいろいろと紹介されています。

3人のまったく違う生き方から学ぶべきものはとても多いと思います。僕と同じくこれから就活される方や、ちょっと変わった生き方を知りたいといった方などにとっては役に立つのではないでしょうか。



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