フランス革命で処刑されてしまうルイ16世と結婚した、孤独な王妃の生涯を描いた映画「マリー・アントワネット」。後輩で見に行ってる子が多かったので見に行ってきました。が、結論からいうと、自分1人だけで観に行くのは間違っていた気がします。
マリー・アントワネットは、オーストラリアからフランスに政略結婚のため送られた女性です。そこでかなりのお金を使い、フランス王制を傾かせたと言われています。ですが、彼女の有名な言葉「パンがないならお菓子を食べればいいじゃない」というセリフは、実は本人が言ったものではなく、国民がでっちあげたものではないかということです。
[web] マリー・アントワネット - Wikipedia
で、観てみた感想なんですが、お菓子が大量に出てきて観てるだけでおなか一杯になりました。。。あれだけお菓子ばかり食べるシーンが出てくると、ちょっと気持ち悪くなります。あと、もうちょっと政治的な観点から捉えられてるものかと思ってたので、やや期待違いでした。フランスなのになぜか英語だし!このあたりは大目に見てもいいかもしれませんが。
あと、前半はルイ16世のやる気のなさにいらいらしました。別に俳優さんは悪くないと思いますが、「お前はやる気があるのか!早くしろ!」とツッコミを入れたくなるほど。他にも「あともうちょいやのに!」と思うシーンがたくさんありましたヽ(´ー`)ノ
(この文の解釈は、観た人と観てない人でだいぶ違うと思いますw)
逆に良かったなと思えるのは、マリーの不安がすごく伝わってきたこと。1人でフランスに来て、性格の違う夫にイライラしてもどうすることもできない彼女が、豪遊したり博打にはまったりするのも無理はないことなのかもしれません。主演のキルスティン・ダンストはめちゃきれいやしね?。
そんなわけで、見て損はしないと思いますが、男性が観に行くにはちょっと厳しいかも?女性にとってはとても共感できる映画なんじゃないでしょうか。この映画では、ヴェルサイユから亡命するところまで描かれていますが、彼女がこの数年後には革命派の手に落ちて、ギロチンで処刑されてしまうのかと思うと胸が痛くなります。
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