研究室のネットワークの関係で、VPN(Virtual Private Network)を組むことになりました。ここでは、その設定のメモを残しておきます。
まず、参考にしたサイトのURLはこちら。
[web] Debianサーバ構築中 - OpenVPNの導入
[web] OpenVPNで構築するリモートアクセス構築
ここを参照する人の多くの人には必要ないかもしれないですが、VPNの説明もしておきます。VPNとは、直接はつながっていないネットワーク同士を、あたかもつながっているかのような環境にするサービスです。インターネットなどでつながっていればLAN同士を接続することができるので、専用線を敷く必要もなく、安価にネットワークを組むことが可能です。その他のメリットなどについては、@ITの記事がわかりやすいです。
[web] 5分で絶対にわかるVPN - @IT
さて、実際にどうやるかは他のページを参照してもらうとして、やることの概要を書いておきます。
- OpenVPNをAPTでインストール
- インストールされたフォルダにあるスクリプトで暗号化用の鍵を生成
- 同様にして、認証局の証明書も生成
- VPNの設定ファイルがあるディレクトリに移動し、openvpn 設定ファイル としてVPNが起動することを確認
- (もし起動スクリプトがなければ、)vpn用の起動スクリプトを/usr/share/doc/openvpn/examples/sample-config-filesの中からコピーしてきて、設定どおりに修正
- デーモンとして起動することを確認
とまあ、こんな手順になります。クライアントがWindowsの場合は、OpenVPN GUIというものが利用できます。
[web] OpenVPN GUI for Windows
OpenVPN GUIの設定については、OpenVPNで構築するリモートアクセス構築で解説されているので、参照されるといいと思います。
(1/31 追記)APTでインストールすると、起動スクリプトは勝手についてくるみたいでした。そんなわけで、/etc/init.d/openvpnがあるかどうかは確認してみてください。
(1/31 追記)設定ファイルを変更する場合は、次のサイトを参照するといい感じかもしれません。
[web] OpenVPNでVPNしよう
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