プログラムにどこからともなく侵入し、挙動をおかしくさせ、さらにはプログラマのストレスの原因にもなる「バグ」。プログラムの誕生とともに発生した「バグ」をできるだけ簡単に駆除するために、バグの一例を挙げておきます。今回はFlashで使われるActionscriptに関するバグです。(あと、2つほど続けて書きます。)
Actionscriptはその名の通りスクリプト言語です。コンパイルする必要はなく、簡単にテストすることができます。ですが、Flashで使われる関係上、バグの再現性を特定することがけっこう難しいのです。構文エラーならすぐに止まってくれますが、そうでない場合はちょっと厄介です。
まず、多くのスクリプト言語がそうであるように、変数の宣言を行わなくても自動的に解釈してくれる点。これは、わざわざ宣言を書かなくてもいい点は利点とも思われますが、逆に言えばスペルミスで別の変数名を記述しても、とりあえず動いてしまいます。これを特定するのが面倒なんです。
たとえば、こんな場合。
aaa = 12345; trace(aaaa); // print "Undefined"!!
これが単独で書かれていると分かりやすいですが、長いコードの中ではどうでしょう。見つけるのが大変な気がしませんか?ホントによく起きえるミスなんで、よく気をつけましょう!
あと、actionscriptを勉強したい方は、下記のブログなんかがいいと思いますゝ(^O^)丿
[blog] Flash ActionScript2.0入門ノート
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