昨日はいろんな場面で語彙力は重要だと実感した日でした。語彙力があるのとないのとでは、同じことを説明するのでも労力が全然違います。
たとえば、コンピュータの用語などは混同しやすい概念がけっこうあるのですが、これに関する語彙がないことで会話が成立しないことがたくさんあります。例えば、文字コードと文字セットの違いとか。UNIXとLinuxの違いとか。別の次元の話ですが、この前は、USBが通用しなくてちょっと驚いたことがありました。USBって、普段そんなに使わないですかね〜?
クラシックの音楽の話題でも、語彙力が試されます。大学の課題でそういう関係の話を研究室の友達としてるんですが、交響曲と交響詩の違いとか、前奏曲と序曲の違いとかを議論してました。なんか、普段よく接する人だと「こんな感じか〜」って分かってくれるんですが、そうでないとなかなかどんな曲かを伝えるのは難しいです。
他にも、「この作曲家は古典派で・・・」っていう話題はオケの人なら大丈夫だと思うんですが、研究室の友達に、他の作曲家の影響を受けて晩年はロマン派っぽくなってるとかっていうと、「古典派なのにロマン派になるってことがありえるんだね〜」って。どうやら徐々に変化するってことに抵抗がある模様。やっぱコンピュータの世界は離散的なんで、連続的に変化するっていうのはあまり自然には感じられないのかも?
そんなわけで、いろんな概念を伝えたり理解したりするには、語彙力が欠かせないというお話でした。
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