「Java World」という月刊の本に「良いプログラムの条件」に関して記述があったのでメモしておきます。この本は結構タメになるので、Javaに興味がある方は読んでみるといいかも知れません。
そこにはこんな記述がありました。
「クラスやメソッドが適切な単位で分割されており、それらは命名規則にしたがって(中略)」−実は、こうした事柄は、「良いプログラム」に直結する条件ではありません。(中略)ユーザーの視点で見たときに評価の高いプログラムが「良いプログラム」であり、その評価対象となるポイントがプログラムの価値を決めるポイントだと言えます。
その「ポイント」というのが、ユーザーの目的に合っているか(合目的性)、プログラムによって効率があがるか(生産性)、ユーザーにとって使いやすいか、プログラムの出力が適しているか(クォリティ)、情報の漏洩に対して対策があるか(安全性)などです。
確かにこの記事は的を得ていて、本当なら重要視されるはずのユーザーからの視点がなおざりにされていることの警鐘であるともいえます。
URL : Java World Online http://www.javaworld.jp/
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