僕の研究の関係で、毎日虫取りばかりやってます。虫と言っても本当に生きてるわけではなくて、プログラムの中で意図しない動作を引き起こす原因・・・、つまりバグのことです。デバッグを和訳すると虫取りってことで。
コンピュータ関係の言葉は、比較的生き物の名前が多く出てきます。一番よく耳にするのが「ウイルス」とか「ワーム」とか。別にコンピュータに取り憑いて風邪にしたりするわけではなく、挙動をおかしくしたり、情報を流出させたりする場合が大半です。他にも、ハードの方では「ウォッチドッグ」(=番犬)とか。ホスト名(=コンピュータの名前)にも動物とか、楽器とかの名前が使われやすいです。
さて、今日はクラブが終わってから研究室に行ってデバッグしてました。CDTWを同一のデータ列同士で計算させても0にならない問題を検討してました。1時間粘ってバグを発見!2行書き換えて終了です。今回のバグは、正確に言えばバグとは言えないものだったかもしれません。というのも、プログラムの内容はContinuousじゃないDTWだったので。しかも当初組んでた自分自身も、それを勘違いしてCDTWだと思って書いてたので。まさに理解不足。論文はしっかり読むべきだと痛感しました。
そんなわけで、10月に企業の方に提出したデータはかなり大間違いだった可能性があります。そりゃ値がおおぶれしますわな。
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