今使っているサーバは、ちょっと前まではCPUの速度を落とさないで稼働させていました。ですが、節電しないと電気代がかかるということと、それほどCPUパワーを必要としないということで、CPUの速度を動的に変化させるようなデーモンを立ち上げることにしました。
cpuspeedはFedora7では標準でインストールされているみたいです。なので、通常は何もしなくても稼働させることが可能です。もし、chkconfig でサービスが立ち上がるようになっているはずなのに起動していない場合は、設定ファイルを編集する必要があります。設定ファイルは、/etc/sysconfig/cpuspeed です。
設定ファイルを次のように修正します。
DRIVER=p4-clockmod
設定ファイルのコメントを読むと、この設定は推奨されないようなんですが、無理やり動かしたい場合はこれでいけるはずです。(CPUが対応していれば。)
設定ファイルを編集したら、サービスを起動させます。
# services cpuspeed start
実際にCPUのクロック数が変化しているかどうかを確認したい場合は、/proc/cpuinfo を表示すればいいでしょう。
$ cat /proc/cpuinfo
【参考文献】
[web] CPUFreqの設定 - インターネットサーバ構築 講義メモ
[web] ACPI対応PCでCPUの動作速度を調べるには - @IT
[web] FC5を使うとCPUパワーが半分になる - Fedora JP 掲示板
(2007/11/21 追記)
Fedora7でのcpuspeedはけっこう不安定のようですね。
フリーズする要因にもなるようなので、現在では利用を停止しています。
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