研究室のメンバーから「LLVM」なるものを教えてもらいました。「LLVM」=「Low Level Virtual Machine」ということで、もしかすると今後のマシン間の環境依存に関する問題を解決してくれるかもしれない技術です。
[web] The LLVM Compiler Infrastructure Project
これは、さまざまなコンパイラ言語の低レベルでの仮想環境のことです。つまり、この環境上でコンパイルしたバイトコードは、別のLLVM上でも動作します。雰囲気的にはJavaのVMのようなものだと思えばいいと思います。
これがどういう点でうれしいのかというと、これまで環境に合わせてコンパイルをしたり、ソースコードを書き換えたりする必要がなくなるので、開発コストが下げられます。特定の環境でだけ動けばいいプログラムならあまり関係はありませんが、もし一般向けに公開するような、環境が未知の場合はかなり強い味方になるのではないでしょうか。
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