確率のなかにも主観確率と客観確率の2つに分類されることを知りました。ここから派生する考え方もなかなか興味深いものがあります。
一般に確率と言われてイメージされるのは、客観確率の方でしょう。客観確率(objective probability)とは、だれが実験しても変化しない確率のことです。サイコロのある目が出る確率とか、コインの表が出る確率などは客観確率の代表です。
これに対して主観確率(subjective probability)は、研究者の経験や主観によって決められる確率のことで、必ずしも一意に決定するものではありません。このような確率を容認する立場をベイズ主義ともいうそうです。ベイズの定理(Bayes' theorem)という条件付き確率の計算法があるのですが、これが主観確率の演算に優れていて、現在のベイズ統計学の基礎になっているらしいです。
まだ、どうもこのベイズの定理あたりの事前確率とか事後確率が分かってなかったりするので、また勉強してみます。
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