以前は小説の方の「時をかける少女」を紹介しましたが、今回は映画版です。評判は上々ということで、どんなふうに仕上がっているんだろうと期待して観に行ってきました。
さて、ストーリーは小説版をより現代風にした感じ。登場人物の名前も違和感ない感じにつけられてます。そりゃ小説版は40年前に発表された作品なので、そのまま映画にするとちょっと変なのかもしれません。全体的な感想としては、スピード感があってかなり良いです。でも、小説は読まずに観に行った方が変な先入観なく見れるかも?
時間を移動するあたりは・・・、正直痛そう。なぜ痛そうなのかは映画を観てもらうことにして、現実で起きると目を伏せたくなる光景が繰り広げられてます。で、それに対する友人のツッコミがちょっと面白い^^ 小説版と違って何度も時間を移動することになるので、このへんは楽しく感じられる場面ですね。
逆に、時間を移動するメリット、デメリット(?)も示されていて、原作とは違った角度で見られる点もよいですね。このあたりは真面目に考えさせられる点です。そういうわけで、どちらかといえば原作とは違った物語なのですが、コンセプトは共通の作品ということで、比較してみると面白いかもしれません。
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