今日の朝日新聞に、自民党が作成した憲法案が載ってました。郵政でもめてる状態なだけに注目度は薄いですが、今後はそういう話もまた出てくるのかもしれませんね。
用語の変更が大半を占める中、9条は自衛軍という言葉も記載されてました。軍隊を持たない国から、安全保障のために軍隊を出せる国へ変化させたいらしいです。確かに今までの自衛隊の行動をこれからも何らかの裏づけを持たせて実行させるには必要なんでしょうが、実際それはどうなんでしょうか。
ナチスドイツを生み出してしまった原因として、ドイツの要求を突っぱねることなく受け入れ続けてしまったという背景もあるのでしょうが、だからといって軍隊を持つことで平和になるかと言われると疑問符が付かざるを得ません。イラクの件でも、向こうの治安回復のための一時的処置なら構わないと思いますが、堂々と軍隊として戦争に参加するのは違和感を覚えます。
また、今回の案では自衛軍の出動には事後承認でも大丈夫なんだとか。これもどうなんでしょうか?結局既成事実を作ってしまえば承認せざるを得ないんだから、ここはもっと検討すべき点だと思われます。
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