2007年5月のエントリー 一覧

合宿に参加

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  • オーケストラ

今回は、神大オケで演奏することはないものの合宿に参加してきました。いつもは3日間続けて行っているところを、今回は1日だけということでかなり楽をさせてもらいました。


でも、正直に言うならこの合宿への参加はけっこうな負担になってました。直前まで風邪をひいてたということと、前日早く起きないといけないというプレッシャーから3時間しか寝れなかったこと。あと、合宿でほぼ寝ない状態+お酒が残ってる?+早朝出発+雨が降るなか4時間バイク走行ということで、かなり精神力を試された合宿でもありました。これまでにないほど印象深い合宿になりましたね?。

そんなわけで、移動に関してはちょっとやばかったんですが、合宿自体はけっこう面白かったです。ホルンの練習もけっこうできたし、飲み会でもわりとまったりと話を聞いてました。2回生の2人がたらこの踊りを踊ってたのがなかなか笑えましたw でも、ホルンのメンバー1人1人とはあんまり時間が取れなかったというのもあって、それほど直接的には話をしてなかったかもしれないです。

今回の合宿で勉強になったのは、やっぱりスコアをちゃんと確かめるべきだということ。奏者からすれば、自分と他人とのアーティキュレーションが実際にどんなふうに違うかを確かめるのは難しいんですが、同じパート内であればせめて合わせることができるんじゃないか、と考えています。そんな当たり前のことなんですが、スコアがあるのとないのとでは正確さに差が出るように思えました。ちゃんと上手く演奏するためのヒントが手許にあるのに、それを利用しない手はないですよね。…と、自戒の意味も込めて書いてみました。

あと、メンバーのこれからの関係もちょっと気になるところですが、うまく落ち着くところに落ち着いてくれればいいなぁとささやかな期待をしつつ、どうなるんだろうなぁと心配しつつ。時計の振り子は、中心に戻ろうとする余りに反対側に行きすぎてしまうわけなんですが、このパートはどこに落ち着こうとしているんでしょうか。

とまあ、あまり心配していてもなんなので、できるだけまとまるように働きかけるつもりではいます。でも内心は親の子離れが進んでないだけかも?とか思ってたりしてますが。。。

twitter

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  • IT時事

ここ最近になって急に「twitter」(ついったー)という言葉を見るようになりました。SNSの一種類で、一言のメッセージをいろんな人にブロードキャストするっていう感じらしいのですが、まだ使ってないのでよく分かりません。

誰か身近で使っている人いないかなって思ってるんですが、どうなんでしょうかね?感想なんかを聞いてみたいものです。

小説「贈る物語 MYSTERY」

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  • 書籍
  • 綾辻行人

お正月に買って以来、かなりの間放置していたんですが、せっかくの旅行中にとれた時間で全部読んでみました。この本は、綾辻行人さんが他の人にぜひ勧めたいと思っている本格派の推理小説を集めたもので、綾辻行人さん自身が著わしたわけではないのですが、どの作品もかなり予想外な展開をしていて面白いです。

この短編集では、5つの分類で9の小説が紹介されています。その分類は、ミステリーを推理していく上で重要な、どのあたりが謎なのかといった視点+αです。「Who?」「How?」「Why?」「What?」「Challenge!」といった章立てで、どの作品も一筋縄でいかないものばかりです。

どれも特徴的ですばらしかったのですが、1つだけ選ぶとするなら「達也が笑う」という小説が一番印象的でした。この小説は、最後の解答編を読むまではきっと明快な答えが分からないと思います。綾辻氏の前ふりで、「答えは信じられないほどあからさまに、読者の鼻先に突きつけられているのですが―。」と書かれていますが、まさにしてやったりという感じで、見事にやられました。この逆転の印象は、「人形館の殺人」を読んだときの印象にとてもよく似ています。これはぜひ読んでみてほしい作品です。

映画「バベル」

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  • 映画

以前から観に行こうと思っていて、菊池凛子さんがアカデミー賞助演女優賞にノミネートしたことでも話題になった映画「バベル」。モロッコで放たれた1発の銃弾からつながる世界中の孤独で残酷な出来事。バラバラになった世界は、今も心を通わすことなく続いている。かつてのように世界中の人々が心を通わすことができるのか…。世界中の過酷な現実を直視するかのような作品です。


この作品では、3つの場所で起きている4つの視点がそれぞれどこかでつながっています。モロッコでは、誤ってバスを銃撃してしまうという現地住民の視点、そして逆に銃に撃たれて瀕死の状態に陥ってしまうアメリカ人観光客の視点。メキシコでは、アメリカ人観光客の子供たちと不法労働で生活する家政婦の視点。そして日本では、誰にも愛されることなく心に空白を持つ聾唖(ろうあ)の女子高校生の視点。それぞれが過酷な状況に直面し、やりきれない結末を迎えることになります。

見どころなのは、やはり菊池凛子さんの体を張った演技と、ブラッド・ピットが電話で話しながら泣いているシーンではないでしょうか。初めのうちに出てくる、子供たちが父親(ブラッド・ピット)と話すシーンではそれぞれのストーリーの関係が分からないので、なんで父親は泣いているんだろうって思うんですが、後半の父親側からの視点になると、それがどうしてかとてもよく分かります。あんな状況に追い込まれたら、誰でもきっとあんなふうに思いますよね。

また、アドリアナ・バラッザ(アメリカ観光客の子供を預かる家政婦)の迫真の演技も素晴らしかったです。砂漠の中で子供たちのために必死になって助けを求めるシーンや、どうしたらいいんだろうと苦悩するシーンなんかは特にそうでしたね。もっと注目されてもいいと思うのですが…。

ストーリー全体では、伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」のような展開になっています。つまり、それぞれのストーリーが並行していき、最後には互いのつながりが分かるというものです。また女子高校生の途中のシーンでは、かなり過激な表現がたくさんあります。強烈な点滅や、全裸で出てくるシーンもあったるりします。いやらしくはないですが、ちょっと刺激的ではあるかなとは思いました。

非常に痛々しい場面もたくさんあるので、血が弱い人とかはちょっと気をつけたほうがいいでしょう。ですが、総じていえばよくできた作品でした。とても重いですが、世界中の情勢を直視していて、私たちがこれからどうすべきなのかを考えさせられる作品だと思います。

レッスン

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  • オーケストラ

今日は、ワーグナーチューバのレッスンでした。とはいっても、旅行帰りのために練習時間がとれず、けっこうやばい結果に終わりました。ちゃんと練習しないとやばいですね。

とりあえず、今回勉強したことをメモっておくと、替え指を必死に研究すること、座った時に足の上に乗せやすいようにクッションを準備すること、チューナーをちゃんと見ること、そして練習すること。もうちょっと自分に音感があって、根気と研究する気力があればよいのかもしれませんが、そうこう言っている場合ではないので、練習することにします。

明日もできれば練習したいけど、研究もしないといけないしな?。

北海道旅行 その3

さて、北海道旅行も最後となる小樽観光をしてきました。昨日はどちらかというと観光地をぐるぐるとまわっていた感じなのですが、今日は小樽という場所もあって食べ歩きがメインになっていました。昨日の疲れもあって、ちょっとまったりペースです。

[blog] 北海道旅行 その1
[blog] 北海道旅行 その2


今回歩いた場所は、ホテル(札幌)→北海道大学のクラーク像前→JR札幌駅から小樽駅→小樽運河→大正硝子館→お寿司屋さん→ひたすら北一なんとか館っていうガラス細工のお店を巡回→流氷凍れ館(りゅうひょうしばれかん)→小樽運河食堂→JR小樽駅→JR小樽築港駅→フェリー乗り場といった感じです。これだけ羅列すると分かりにくいかと思いますが、要は札幌にある北海道大学と、小樽の観光客がよく通る通りを回ってきたってことです。

昨日の就寝が2時くらいで、6時間ほどの睡眠を取って出発しました。昨日、羊ヶ丘のクラーク像を見られなかったので、北海道大学にもあるというクラーク像を見てきました。北海道大学は、JR札幌駅から歩いて5分くらいのところにあるのですが、かなりでかいキャンパスを持っています。あまりにでかいせいか、近所の子供たちが遊びに来ているほど…。すごく心安らぐ風景なんですが、一瞬公園かと間違えそうになります。

huniv.jpg
入口はこんな感じ。

肝心のクラーク像なんですが、実は胸像しかありませんでした!羊ヶ丘にあるような全身の銅像というわけではなかったです。全身の銅像だったら「異議あり!」(逆転裁判)みたいに突っ込んでみたかったのに…。実はそれがしたかっただけというのは秘密です。

そんなわけで、ちょっとがっかりしながら小樽へ向かいます。小樽へは電車で約30分程度で移動することができます。みんな疲れを引っ張っているせいか、ただ黙りながら外の風景を眺めていました。

JR小樽駅で荷物を預けた後、運河へと続く坂道をひたすら下っていきます。途中、どこからともなくきれいなおねえさんがソフトクリームを持ちながら通り過ぎて行ったので、彼女が出てきた店でソフトクリームを衝動買い。こんなことができるのも旅行ならではの楽しみです。

運河では、かなりたくさんの観光客の人が写真撮影をしていました。今回の旅行は3人で来ていたのですが、2回とも僕に「写真撮ってください。」って言われました。5分も経たないうちに頼まれたので、背中に「私は撮影係です。」とでも張り紙がしてあるのかと(>Д<;) 実はちょっと面倒くさい。。。

canal.jpg
このあたりだけやたらと観光客が多い。

それからその辺にあるお寿司屋さんに入り、美味しそうなにぎり寿司を注文。さすが小樽なだけあってネタが柔らかい!地元のお寿司と同じくらいおいしいです。さすがにガッツリ食べると金額がえらいことになるので、腹6分くらいで抑えておきました。あれならきっと倍は余裕で食べられるねヽ(´ー`)ノ

あとは、ガラス細工のお店をひたすら巡回。ガラス工芸はホントにいろいろと種類があるもので、かなりきれいな器や、とんでもなく高そうな雰囲気を醸し出した作品がごろごろとありました。一番びっくりしたのは、アンモナイトのような形をした照明が70万くらい!?してたこと。深い色合いを出すのが難しいのかもしれませんが、さすがにそんなにはお金は出せません。

horse.jpg
ちなみに馬もいます。

流氷凍れ館(りゅうひょうしばれかん)くらいまで行くと、そろそろ見て回る場所もなくなってきたので、お店の人とまったりとお話をしていました。おみやげを買うってことを条件にいろいろと小樽の名所なんかを教えてもらったんですが、簡単に話を集約すると「寿司と北一のガラスが名物」ってことでした。まったく前進せず。でもおみやげは買いました。

それからは、再び来た道を戻り、小樽運河食堂でスープカレーを食べました。ここのカレーはめちゃめちゃ辛い!ラー油浮いてます。以前ココイチで食べたカレーみたいなのを想像していたので、見事に予想を裏切られました。これはこれでおいしかったんですが、さすがにこれは後輩には勧められないな
?。

curry.jpg
水を飲まないと食べられません。

あとは適当にお茶をしつつ、JRで最寄りの駅まで行き、フェリー乗り場まで歩いて行きました。これから1日は再びフェリーで移動です。2日の午後9時に新大阪に着き、3日に差し掛かるくらいには家に着く予定です。

canal2.jpg
お酒のせいでカメラがぶれまくり。

小説「モルヒネ」

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  • 書籍
  • 安達千夏

書店でたくさんならんでいたので、どんな作品なんだろうって思って買ってみました。この小説「モルヒネ」を書いた安達千夏さんは、1999年に著した「あなたがほしい je te veux」で芥川賞候補に選ばれるなど、かなりの活躍をされています。近年はあまり発表作がないようですが、充電期間ってことなのでしょうか。


さて、今回読んだ小説「モルヒネ」では、脳腫瘍でピアノが弾けなくなったピアニストのヒデ(倉橋克秀)と、自殺するために医者になった私(藤原真紀)が登場します。以前付き合っていていたヒデと私は、今度は患者と医者という立場になって再会を果たします。彼が末期の癌であることが分かって、私はヒデの部屋を訪ねることになります。

彼が以前活躍していた場所、オランダのアムステルダムのあるコンセルトヘボウ(=コンサートホール)で最後の演奏を聞き、そして以前と同じように消えていってしまったヒデは、私のことをどんなふうに思っていたんでしょうか。細かくは書かれていないだけに、いろいろと想像できてしまいます。最後はあっさりと終わってしまい、ヒデが結局どうなってしまったのかも分からないんですが、彼は彼なりの意思で突然私の前から消えていったんだと思います。ストーリーの結末を追うより、その時々の心情を想像して読んだほうが楽しめそうなストーリーでした。

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